こんなお悩みにお答えしていきます。
この記事の内容
- 高額療養費制度について詳しく解説
この記事の信頼性
ぴよママ(@piyomamasan)
現在育休中の30代のママ。
元々夫婦で高額な保険に入っていたけどすっぱりやめたよ。
こんにちは。ぴよママです。
高額療養費制度ってどんな制度か知ってますか?
ちなみにぴよママは全く知りませんでしたw
ぴよママは夫婦共々高額な医療保険に入ってたけど
この制度をちゃんと理解してからは、すっぱりとやめました。
そんな国のありがたい制度、
「高額療養費制度」をわかりやすく解説していきます。
高額療養費制度って何?
全国健康保険組合の公式HPによると
高額な医療費を支払ったときは高額療養費で払い戻しが受けられます。
つまり自己負担を軽減してくれるありがた〜い制度ってことですね。
問題なのは中身ですよね。
中身をわかりやすく解説しますね。
年収によって自己負担額は異なる
高額療養費制度の自己負担額は年収によって違ってきます。
当たり前ですが年収高い人は負担額も大きくなります。
この表にそって以下の例文を見てみましょう!
[例]
Aさん30歳の平均年収は612万円。月額で38万円もらっています。
Aさんが病気になり100万円の医療費がかかったとしましょう。
Aさんの負担額の計算は、表の「③区分ウ」にあてはまるので、
80,100円+(総医療費※1-267,000円)×1%
80,100円+(1,000,000円-267,000円)×1%
=87,430円=自己負担ということになります。
100万円の医療費がかかっても実際の自己負担額は87,430円!!
これってめちゃくちゃありがたい制度ですよね。
高額療養費制度の注意点
制度を活用するには少し注意点もあります。
注意点
- 審査に3ヶ月ほど時間がかかるので最初は自分で支払う必要がある
- 入院時の部屋代や食事代などは別途お金がかかる
- 月またぎで入院等をした場合は注意が必要(下記解説)
月またぎで医療費がかかった場合は注意しよう
例えば月終わりに入院をしたとして、2ヶ月にわたり入院費がかかった場合は注意が必要です。
[例]
20日間入院して20万円かかった場合。
■同じ月で20日間入院した場合(例:7月1日〜7月20日)
高額療養費制度適応。
■2ヶ月にまたいだ場合(例:7月25日〜8月13日まで)
最初の月に75,000円入院費がかかり、次の月に125,000円入院費がかかった場合は、最初の月の75,000円は自己負担になる!!
自己負担額は世帯で合算できる
世帯で複数の方が同じ月に病気やけがをして医療機関で受診した場合や、お一人が複数の医療機関で受診したり、一つの医療機関で入院と外来で受診した場合は、自己負担額は世帯で合算することができ、その合算した額が自己負担限度額を超えた場合は、超えた額が払い戻されます。
引用;全国健康保険組合
複数の医療機関にかかったものを全部合算できる
ということですね。
これにも決まりが一つあって、
70歳未満の人は自己負担額が21,000円以上のものじゃないと合算できません。
さらに面倒なのですが、同じ医療機関であっても、
医科入院、医科外来、歯科入院、歯科外来などにわけて計算しなければなりません。
まとめ
これだけ手堅い制度があったなんて、
私はこの制度を知ったとき感動しましたw
そして同時に思いました。
学校では教えてくれない(よね?w)し、
自分で進んで調べに行かないと知らないままの知識ってたくさんあるな…
と反省しました…
是非これから保険についての見直しをする方や、
保険について考えている方はこんな制度があるんだと知った上で考えてみてくださいね。
以上、ぴよママでした♡