こんな疑問にお答えします。
この記事の内容
・アパレル販売員のお仕事解説
・アパレル販売員に向いている人
・アパレル販売員からのキャリア設計
この記事の信頼性
この記事の筆者:ぴよママ(@piyomamasan)
4年間アパレル販売員として勤務。
1年間派遣でアパレル販売員を経験後、好きなブランドの店員になりたくて転職。1年下っ端で働いたのち2年目から店長として勤務。商品企画などにも携わる。
アパレル販売員っておしゃれできるし、好きなブランドや好きなプロデューサーの元で働けたら言うことなし。と思いますよね。
逆にノルマがきつかったり、長時間の立ちっぱなしで足が痛そうとか、お給料低そうとかそういった不安もあると思います。
本記事ではアパレル販売員を体験したぴよママが、実際のアパレル販売員のお仕事内容などを書いていこうと思います。
これから販売員になろうと思っている人や興味がある人の参考になれば嬉しいです。
アパレル販売員の仕事内容とは

と思いがちですが、意外と雑務が多いのです。主にこんなお仕事内容になっています。
商品販売
これはもう当然ですよね。売ることは当たり前なのですが、
店頭にある商品をお客様に買ってもらうためにコーディネートの提案だったり
今の流行りなどもインプットしてセールストークしなければいけません。
在庫管理
これも重要なお仕事です。新しい商品が入ってきたら段ボールから商品を出して検品。ストックルームへ持っていき大切に保管しなければなりません。
この検品作業が鬼大変です。店舗によっても異なりますが大量の段ボールを捌かなければいけないので丸1日かかってしまうなんてことも…
商品陳列(レイアウト)
季節の変わり目やイベント毎の前には閉店後に大規模なレイアウト変更があります。これも作業量が様々で、一部のレイアウト変更〜全面的な大掛かりの作業になることも。閉店後に行うので深夜まで作業…なんてこともザラにあります。
開け作業
出社したらまずは開け作業です。レジを開けたり掃除をしたり、朝礼をしてみんなで報連相を行ったり様々です。大体開店の1時間前には出社のイメージです。
締め作業
閉店後にもやることはたくさんあります。売り上げを数えてレジ締めの作業、掃除、ゴミ捨て、本社に売上報告の日報を書いたりと店舗やブランドによっても様々ですが閉店後約2時間くらいは作業しているイメージです。
B品返品
商品に不備があった場合に工場や本社に送り返したりする作業です。
これが地味に面倒です。どこの箇所にキズがあっていつ発見したのかなど細かく記載しなければなりません。
棚卸し
月に1回〜2回棚卸しをします。棚卸しとは商品の数とPC上の管理数があっているかどうかを確認するための作業です。これがめちゃくちゃ大変です。大型の店舗になってくると商品数が莫大なのでさらに時間がかかります。1日がかりでやる事が大半です。
結構裏の仕事が多いのですよ。
記載事項はほんの一部なので、会社によってもアパレルの種類によっても異なります。
アパレル販売員は体力仕事
アパレル販売員は華やかな世界!とは裏腹に体力勝負。
上記の仕事内容からもわかるように大量の段ボールを捌いたり、
大量の洋服を運んだりしなければならないのです。
また、店舗によってはストックルームが店頭から遠いところに設置されていることもあり、
階段を行ったり来たりすることもしばしば…
ブランドイメージを守るためヒールで店頭にいなければならないなど、
8時間以上ヒールで立ちっぱなし。なんてことも普通です。
アパレル販売員のメリット&デメリット

アパレル販売員に向いている人
- 人と話すのが好き
- 大好きなブランドで働きたい
- 髪型/ネイル/メイクなどを楽しみたい
- ファッション雑誌や流行り物が好き
- ヒールが苦じゃない
- 平日休みが好き
- 貯金ができる
- 同性の職場が好き
アパレル販売員は制服を買う以外にも、毎日可愛いお洋服に囲まれているとどうしても私欲で新作が出るたびに欲しくなるのです…
なのでよくアパレル販売員はカード地獄の人が多いのも事実!
そうならないためにもきちんと貯金ができて管理ができる人が望ましいなと個人的に思っています。
アパレル販売員のキャリア設計

アパレル販売員からステップアップしたい人は、どんなキャリア設計があるのか気になりますよね。
結論から言うと、販売員以外のお仕事には下記のようなお仕事があります。
- 営業(百貨店やアパレルショップ・小売店への営業活動を行う仕事
- アパレル事務(事務職やEC サイトの運用など)
- デザイナー(洋服デザインを企画したり商品化したりする)
- プレス(ブランドを世に売り込み・発信する広報のお仕事。)
- バイヤー(商品の買い付けをするお仕事)
もちろん自社ブランドの上記の職種でもいいですし、他ブランドでのお仕事も出来ます。
大体が上記のような本社勤務につきたい時は販売職を経て上がっていくところが多いですね。
また、販売職と本社勤務はルートが全く別物のところもありますので、
自分が将来どうなりたいかをよく考えて検討してみてください。
以上、少しでも参考になれば嬉しいです。